地方議会の路地裏

地方議会制度・運営の考察

Building exterior in Toronto, Canada

バックナンバー

地方議会制度・運営の考察 シリーズ 1
 ≪ 議会とは 組織か会議か ≫

議会の活動は会期中のみ有する ⇒ 会期は会議を継続する期間
議事機関の活動は「ない」の ⇒ 組織の目的、運営、構成員に関する活動は?
議事機関の内部機関は作れないの ⇒ 政治倫理審査会の位置付けは?

地方議会制度・運営の考察 シリーズ 4
 ≪ 法定活動と法定外活動≫

法第102条の会議での 法定活動と法定外活動とは
憲法第93条、法第89条の議会の法定活動とは
議事機関の活動に会期は関係ない!
「招集」と「派遣」を理解しよう!


地方議会制度・運営の考察 シリーズ 7 
 ≪議員のなり手は子供たちを育てることから≫

議員のなり手確保は議会の役割は? 議員はライバルを作る必要があるか?
変化した議員の候補者選定 住民個々の積極的意思表示が必要に
住民の意識改革が求められるどのようにして?
住民自治を低年齢から育てることが必要不可欠 中・長期的展望に立った施策を


地方議会制度・運営の考察 シリーズ 10 
 ≪照会事例シリーズ1≫
「委員会報告書には継続審査は記載されない」

委員会報告書には、何が記載されるのか
本会議での議事日程にはどのように記載されるのか
委員長報告を可決しても継続審査の申出は可決されない


地方議会制度・運営の考察 シリーズ 2
 ≪ 正副議長の立候補制の是非とその活用 ≫

正副議長選挙の立候補制とすることは可能なのか?
立候補制の考え方とその活用法  会議規則に立候補制を規定することの是非

地方議会制度・運営の考察 シリーズ 5
 ≪ 議員の辞職日とその効果の時期≫

辞職許可の効力と議員の辞職の効力は同時か
辞職が許可されれば会議には出席できないのか
「もって」と「付け」の違いは
辞職の許可後は会議に出席できる?


地方議会制度・運営の考察 シリーズ8
≪説明員の不適切な言動に対する取扱いを規定化しよう≫

説明員は地方自治法や会議規則の秩序維持、品位の保持は適用されない?
説明員の議場の持込はどこまで許される? 不適切な言動への対応は
説明員の発言取消しはできるのか
「できない」と規定されていなければ「できる」と解釈される
潜在的ルールは共通ルールになり得ない時代に

地方議会制度・運営の考察 シリーズ 11 
 ≪照会事例シリーズ2≫
「請願の提出締切日の規定は有効か」

請願の提出締切日を規程等に規定することは適当なのか
議会の自律権は憲法第16条等の請願権に制限をかけられるのか
提出日の締切を過ぎた請願書は会期中に提出できないのか

地方議会制度・運営の考察 シリーズ 3
 ≪ 起立表決の課題とその対応 ≫

表決の方法は? 現行の起立表決では人数を確定できない?
起立表決では議長の裁決権は行使できない? 
表決による「有効票」と「無効票」とは


地方議会制度・運営の考察 シリーズ 6  
 ≪議会活動・業務の拡大を≫

条例制定によって議会活動を柔軟に理解し、拡大しよう
会期に縛られない 議事機関の活動なら いつでも活動はOK
会議・会合のポイントは「議長の招集」 議員の業務って?


地方議会制度・運営の考察 シリーズ9
≪議会・議員のコンプライアンス≫

議会・議員のコンプライアンスとは
なぜ今議会はコンプライアンスを問われるのか
国が求める議会のあり方の変革
議会には「議員の管理・監督責任はある」議会は組織
議事機関は構成員の環境整備の構築を

 議会・議長会研修会等のレジメ一例

 議員・新議員研修会                                議会事務局職員研修会
  〇 議会の役割・責務・権限     - 責任ではなく議会は責務 -          〇 議会制度運営の基礎知識
  〇 議員の役割・職責・権限と義務  - 議員は常に2面性を有している -         - 会議原則を中心に必要な基礎知識 -
  〇 議会・議員の活動とは 「議員の調査活動」                     - 議会制度運営等の主な留意点 -
   - 法定活動と法定外活動とは  議事機関の活動と会期中(本会議等)活動とは -     - 議会事務局の役割や職責、姿勢等を紹介 -
  〇 発言の基礎知識 ハードとソフト                        議会事務局職員研究会
   - 発言の制度・運営 種類と留意点  発言自由の原則 -              〇 議会運営事例に見る諸課題とその対応策(一例)
   - 一般質問はパフォーマンスの場・政策提言をしっかりと -            
   - 発言力を高めるために パネル等の活用を -                     
   - 不適切発言の対応 倫理条例(ハラスメント含む) 今は不可避 -          
   - もったいない一般質問 -                             
  〇 議会・議事機関の内部組織と第三者組織は作れるか                 
   - 条例の制定は不可避 会期に縛られない活動の拡大を -              
   〇 政治倫理とハラスメント                             
   - 議会内外に求められる議員の言動と議会の対応 -                 
   - 潜在的ルールは共通ルールになり得ない                      
  〇 新たな議会活性化へ                                
   - 議会デジタル化の進展 どこまで必要か -                    
   - 通年会期は必要か -                                 
   - 議会の情報発信(議会中継・しおり・キッズページの作成等) -              
                                              
                                             
   

 40数年間にわたり、町村議会運営に携わり、助言などを行うとともに、県内外で開催する議員、職員研修会等の講師を務めています。
 また、全国町村議会議長会議会運営の実務検討委員会の委員長を務めるとともに、数多くの議会制度・運営に関するテキストや資料などの執筆・編纂に携わってきました。そこで、これまでの経験を活かして、地方議会制度運営の課題や事例等について私の考察を紹介します。

武田 裕樹

議会運営アドバイザー、山形県町村議会議長会前事務局長

問い合わせ 

✉ gikainoroziura@gikaiunei.com